プロ野球のドラフト会議は廃止しろ!選手の自由を奪い、プロ野球をつまらなくする制度

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ドラフト会議は廃止にしよう

プロ野球界を改革を断行せよ!

野球人口の拡大さらには女性や若者といったライトファン層を取り込んでいくため、プロ野球界は大きな改革をどんどん断行していくべきである。

当記事ではプロ野球界で最も改革してほしい要素のひとつ『ドラフト会議』に注目したい。

はっきり言ってしまえばドラフト会議は廃止しなければならない。

選手にとって1番良い方法を考えよう

自由に入団チームが決められないのは選手にとって不幸以外の何者でもない。

ドラフト会議だけは即刻廃止すべきである。

ドラフト会議の目的

ドラフト会議は各チームの戦力均衡を図ることを目的として行われている。

戦力均衡を図りたい理由は球団と選手が自由に契約できると金満球団に良い選手が偏りプロ野球がつまらなくなるから、とドラフト会議擁護派は言う。

しかし戦力均衡は本当に必要なのか?

戦力が同じだったらつまらないと思う

ドラフト会議擁護派は各チームの戦力を均衡した方がプロ野球が面白くなると言うがそんなことはないと思う。

どんなジャンルのコンテンツでも一番盛り上がるのは『弱きが強きを倒す』ストーリなのである。

僕はかなり映画やドラマを見るしスポーツも好きだが、人気があるコンテンツは大体強者に抵抗する弱者という構図がある。

強者対弱者こそおもしろい

みんな弱者が強者を倒すストーリーが見たいんじゃないのか?

白鵬引退後の相撲界

最近は相撲がいまいち盛り上がっていないが、これは圧倒的な強さを誇った横綱の白鵬が引退して突出した成績を残す力士がいなくなったのが原因なのは間違いない。

今は場所ごとに毎回違う『やや強い』力士が優勝しているがそれでは相撲界は盛り上がらない。白鵬を悪役と見る風潮もあったがファンも相撲協会の人も白鵬が引退してからありがたみがわかったはず。

ヨーロッパのサッカーでもビッグクラブと呼ばれる常勝金満チームがいくつかある。調べてはいないがそういったチームほどファンも多いはず。

スポーツ以外でも同じ

スポーツ以外に三国志(魏対蜀)、スター・ウォーズ(反乱軍対帝国)、アベンジャーズ(アベンジャーズ対サノス)など世界的人気コンテンツもそうだし、織田信長のサクセスストーリーも同じだと思う。

資金力が違うなら戦力も違って当然

球団の資金力が違うのに戦力は均等にすべきという考え方は異常である。

社会人ならこう思うのが普通ではないだろうか。なのでプロ野球は金持ち球団の巨人が強くないと面白くない。アンチ巨人も同じ意見だろう。

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ドラフト会議は廃止しよう

最も重要なのは選手の自由を奪わないこと。

ドラフト会議で一番問題なのは選手から自由を奪っている点だと僕は思う。ドラフト会議は廃止にして球団と選手が自由に契約できるようにすべきである。

年俸や契約金にも上限を設けないで金満球団は資金力に物を言わせて好きなだけ将来有望な選手を獲得すれば良い。

ドラフト会議擁護派は戦力均衡が必要だと言うが、選手から自由を奪い貧乏球団でも企業努力なしで優秀な選手を獲得できる今のシステムは社会通念上極めて異常である。

なんならサッカーのように高校や大学在学中にプロ契約を結んでも良いと思う。

年俸以外を考慮する選手もいるはず

自由獲得制度になったとしても元広島カープ投手の黒田氏が20億円を蹴ってメジャーから広島に戻ってきたように、地元愛、起用法、練習環境など金銭以外を考慮して入団を決める選手も少なからずいるだろう。

最近は全選手が金持ち球団の巨人やソフトバンクを希望するわけではないし、その2チームに入った選手が必ず成功するわけでもない。

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ドラフト浪人も時間の無駄

指名された球団への入団を拒否して1年間ドラフト浪人する選手もいるが、次のドラフト会議では意中の球団だけがその選手を指名できるというのが暗黙のルールになっている。

スポーツ選手が若い時間を1年間も無駄に過ごすのは本当にかわいそう。選手にとっては何のメリットもない。

そんなことをするなら最初からドラフトなんかやらずに選手に意中の球団でプレイさせてやればいいのに。

国際試合を勝ち抜く

将来的には海外のチームとも試合を行い野球を盛り上げてほしい。WBCのような国対抗ではなく僕はプロの球団同士が本気で戦う試合が見たい。

アジアだけでやっててもしょうもないからなんとしてもアメリカのメジャーリーグチームを参加させるべきである。そのためなら試合会場は毎回アメリカでもかまわない。

アジアとアメリカ以外はWBCにも出てくるキューバやドミニカ共和国、オーストラリアなどのチャンピオンチームとも戦う。

中国で野球が盛んになれば巨人やソフトバンクよりもさらに数十倍金をかけた金満球団が生まれるはず。その場合は国際大会で日本も国内リーグ常勝のビッグクラブがなければ対抗できない。

全球団の戦力を均等に保ちたいというのは国内リーグだけならまだ良いかもしれないが、国際大会を勝ち抜くためには不要な考え方である。

感想まとめ

ドラフト会議によって有望な選手が弱小球団に行く現実には目も当てられない。

ドラフト会議は選手にとっては何もメリットがないし過去には自殺者まで出した最悪の制度である。

高校が良くてなぜプロは悪い?

高校野球ですら今は全国から優秀な選手を集めて都道府県内で圧倒的に強いチームを作ることが主流となっている。ならばプロ球団が資金力に物を言わせて強い選手を集めてなにが悪いのか。

良い選手は企業努力で獲得せよ

とにかくドラフトは即刻廃止。各チームは優秀な選手が入りたくなるような魅力的なチームを作れば良い。それができないチームは優秀な選手を獲得できなくて当たり前。

企業努力もなしに良い選手が取れてしまう現行制度の方がむしろおかしい。

選手だって言わないだけで絶対入りたくないチームのひとつやふたつあるよ?改めて言うがドラフト会議は主役である選手が不幸になる悪の制度である。

最も大事なのは選手の自由を奪ってはならないという点。

そして戦力均衡した方がプロ野球が盛り上がるというのは完全に誤った考え方である、と僕は思う。

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