食品工場アルバイトのお仕事体験談

以前弁当製造の食品工場でアルバイトをしていたことがある。

食品工場と言っても僕は製造ラインではなく、食材と関連資材の荷受及び工場内運搬の担当だった。

なので仕事内容についてよりも仕事以外の付随事項についてのことを参考にしてもらえればと思う。

朝は駅でバスに並ぶところから戦いが始まる

勤務時間は朝8時から夕方5時までで途中1時間の昼休憩があった。

最寄り駅から工場までは自社バスで移動する。バスは朝7時半に駅を出発なのだが、乗り降りをさっさと済ませるために列の前の方に並びたいと思い30分ぐらい前から並ぶようにしていた。

このバスの列で第一のイライラが発生。

食品工場には外国人労働者のおばさんたちが多いのだが、

ガンガン列に割り込んでくる!

いや、でも外国人ていうのはちょっと差別になってしまうかもしれないのでついでに言うが、日本人でも若干そういう人がいた。

こっちが前から3番目ぐらいに並んでても、後から来た人が私より前に並んでる人と顔見知りだったりすると「ボンディア~(おはよう)」とか言いながら話しかけついでになにくわぬ顔して割り込んでくるのである

いやね、そういうルール違反は好きじゃないから注意したこともあるのだけど、ちゃんと並んでくださいよって。母国ではどうだかしらんがここは日本なんだから。

でも日本語が不自由ですみたいな顔をされた挙句にこっちがおかしいもん扱いである。

おばさんたちに工場内で変なうわさたてられても困るから言うのをやめた。何人に割り込まれようがひたすら我慢。どさくさにまぎれて割り込んでくる日本人もいて親の顔が見たいと思った。

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バスに乗っても緊張が続く

そんなこんなで7時半ごろバスが駅前に到着して従業員が乗り込み次第すぐに発車。

駅から工場までは20分ぐらいだったのだがとにかく時間設定がギリギリ。なんでも時間に余裕を持って行動する自分にはこのギリギリの時間設定はかなりスリリングだった。

どうギリギリかというと、8時までに着替え等の準備を終えて現場にあるタイムカードを押さなきゃならないのにバスが工場に到着するのが7時50分ぐらいなのである。ひどい時には55分とか。

あと10分しかないじゃん!と毎日思いながら更衣室まで階段を上って猛ダッシュしてさっさと白の作業服に着替える。そして今度は現場までダッシュしてタイムカードを押すともう8時ギリギリなのだ。

ロッカーが小さすぎて着ている服を脱いでグチャグチャなままつっこむ、カバンもつっこむ。傘は置き場がないから折りたたみをロッカーにつっこむしかなかった。

ちなみに白の作業着はマスクもするのでめがねはどうしてもくもってしまう。僕もめがねをかけていたので毎日くもるのがつらかった。コンタクトを持っている人はコンタクトの方がよいだろう。

手洗いとコロコロを徹底する食品工場

食品工場だけに工場内に入る時は入場口で手洗いと全身コロコロが徹底されていた。たぶんどこの食品工場でも同じだと思う。

しかしこれが思いのほか面倒くさい。

まずあの粘着シートのコロコロで全身をコロコロするのだが、タイマーがあってどんなに忙しい時でも1分間頭の上から足までコロコロしなければならないのである。

コロコロが終わったら次は手洗い。ここにも蛇口一個一個にタイマーがついていて石鹸つけて1分間手をこすり合わせなければならない決まりなのだ。

朝なんてタダでさえバスが到着してから5分とか10分しか時間がないのに、コロコロと手洗いで最低2分を消費することになる。

皆が一気に入場口に入ってきてコロコロ・手洗い待ち状態になる。この待ち時間のおかげでタイムカード間に合わなかった人もいるだろう。

手を洗うと指先チェックの係員がいてその人に指先確認をしてもらわなければならない。ツメが伸びているとその場でツメをきらされたりもする。

僕は(説明しにくいが)ツメが指先から少し飛び出した感じではえている体質なのでツメを切っていてもツメ伸び注意を受けたこともあった。

コロコロと手洗いで時間を取られて、ツメチェックが終わってようやく現場へ入れる。

タイムカードを押して仕事開始

8時前ギリギリでタイムカードを押していざ仕事に入るのだが、だいたい納品のトラックがすでに来ていた。

早めに来てたいつも怒っている先輩バイトに「はやくしろ!」とか毎日理不尽に怒鳴られていた。こっちは猛ダッシュで来てるっつーの

トラックから次から次へと荷物が下ろされて隣の冷蔵倉庫に持っていくのだが、検品、伝票チェック、運搬を普段は二人、ひどい時は一人でやらされた。処理が間に合わなくて荷物がたまってくるとまた先輩バイトから怒号が飛んできた。

冷凍庫での作業などもあったが、午後はヒマだったので5時まで荷物の片付けやら掃除やらして時間をつぶしていた。午後は逆にやることがなくて困ってたね。でも製造ラインの方はトイレに行く暇もないぐらい忙しそうだった。

帰りのバスがまたギリギリ

5時ぴったりにタイムカードを押して更衣室で着替えて帰りのバスに乗るのだが、バスの発車時間が5時10分なのである。早いよ!でもこれを逃すと次のバスは1時間後になる。

現場でタイムカードを押して階段を駆け上って更衣室で着替える。そして階段を駆け下りてバスに乗る。この作業を10分以内で終わらせる。まぁいつもバスに間に合ってはいたがギリギリだった。

3ヶ月でやめたけど

最後はいつも怒ってる先輩とケンカになってやめた。ケンカの原因はダンボールの積み方が気に入らないというものだった。

もうね最初に教えておけよと思うのだが教えないのだ。そして自分のやり方と違うといって怒鳴り散らす。彼はたぶんそれを楽しみに生きているのである。

上の人が言うにはその先輩のおかげで新しく人が入っても長続きしないので頭を悩ませているとのことだった。そうでしょうねという感じだったが。

もうひとつ面倒な決まりがあった

食品工場にはもうひとつ面倒なことがある。

それは検便です。

月に一回検便キットが配られそれで検便作業して会社に提出するのである。僕のところは専用のダンボール箱に入れることになっていた。

いやー、これは本当にめんどくさかった。月一回ってすぐだよ?

感想まとめ

食品工場で働く場合は忙しそうだけど製造ラインの方があまり人と話すことなく仕事ができそう。でも製造ラインは時給が安かったらしい。

みんなでワイワイやるより一人で黙々と作業に没頭するのが好きなタイプの人には向いていると言えるだろう。

弁当やおにぎりを一個100円とか50円とかで毎日販売していたり、あまった肉やコロッケなどの食材を格安で購入できたことは食品工場で働くメリットだと思う。

ブラジルやペルーから来ている労働者も多いので仲のいい人ができればスペイン語やポルトガル語を学べるチャンスもある。私にも仲のいいコロンビア人がいたのでスペイン語を少し教えてもらっていた。

おかしな人はどんな職場にもいるので仕方ないが、ギリギリなバスの時間設定とか割り込んでくる人とか、仕事以外の点で自分には合わなかったかもしれない。

バスの時間などは場所によっては余裕があるかもしれないので、気が向いた人はぜひ挑戦してみてほしい。

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