こうだったのか!プロ野球の仕組みを簡単に説明しよう!2018年版

こうだったのか!プロ野球の仕組みを簡単に説明しよう!2018年版
こうだったのか!プロ野球の仕組みを簡単に説明しよう!

僕はプロ野球観戦歴はわりと長いので、新たにプロ野球を見てみようという初心者向けにその仕組みを簡単に説明したいと思う(2018年版)。

プロ野球の仕組みはJリーグに比べるとかなり単純なので、サッカーよりもとっつきやすいと思う。

プロ野球の概要:2018年版

最初に結論を言うと12チームが日本一を目指して戦うのがプロ野球である。

プロ野球1シーズンのおおまかな流れ(開催順)
  1. リーグ戦(主に4月~10月)
  2. クライマックスシリーズ(CS:短期戦)
  3. 日本シリーズ(短期戦)

リーグ戦、クライマックスシリーズ、日本シリーズの順に開催される。弱いチームは各段階で脱落して日本シリーズには2チームのみが出場できる。

日本シリーズに勝ったチームが日本一である。

プロ野球の組織

日本のプロ野球は全12チームで構成されており、6チームづつセリーグとパリーグに別れている。

リーグ戦とクライマックスシリーズは各リーグで別々に行われ、そのふたつを勝ち抜いた各リーグの代表1チームずつが最後の日本シリーズで日本一を賭けて戦う。

セリーグとパリーグは地域で別れているわけではなく、どちらのリーグのチームも本拠地は全国主要都市に散らばっている。

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(1)リーグ戦(ペナントとも言う):2018年版

リーグ戦の目的はクライマックスシリーズ(CS)出場チームを決めること。

試合数は各チーム同じで同一リーグの5チームとそれぞれ25回対戦(125試合)、別リーグ6チームとの交流戦が各3試合(18試合)の合計143試合)。

2018年は3月30日(金)の第一試合で始まり10月13日(土)の最終試合で終了。最終試合は10月2日の予定だったが雨天順延等で伸びた。

リーグ戦全143試合が終了すると各リーグ6チーム中の上位3チームがクライマックスシリーズに進むことができる

まるで意味がない「リーグ優勝」という称号

全試合終了時に勝率で首位のチームはリーグ優勝と呼ばれるが、実際は優勝というより単にリーグ戦一位通過しただけなのである。

なぜならリーグ戦の次に開催される短期戦CSを勝ち抜かないと、日本一決定戦の日本シリーズにリーグ代表として出場できないからだ。

「リーグ戦」に限れば優勝したのは確かにその通りなのだが、まだリーグ代表になったわけでもないのにそれを「リーグ優勝」と呼ぶのは違和感がある。

事実2018年はリーグ優勝した西武がCSで負けて日本シリーズに出られなかった。この場合リーグ優勝という称号は嫌味でしかない。

(2)クライマックスシリーズ(CS):2018年版

クライマックスシリーズの目的は日本シリーズ出場チームを決めること。

クライマックスシリーズ(CS)は2007年から導入された比較的新しいシステムである。

CSは各リーグで別々に行われるトーナメント戦で、出場チームは各リーグともリーグ戦の上位3チーム。リーグ戦勝率2位と3位のチームがまずファーストステージ(2試合先勝3試合制)を戦う。

ファーストステージを勝ったチームがリーグ戦首位のチームとファイナルステージ(6試合制)を戦う。リーグ戦首位のチームには1勝のアドバンテージが与えられる(あらかじめ一勝しているという扱い)

各リーグのファイナルステージを勝った1チームのみが日本シリーズに出場できる。2018年のクライマックスシリーズは予定通り10月13日(土)から始まった。

クライマックスシリーズが導入された理由

CS導入はシーズン後半もチームの収入を増やすのが目的。CS導入以前は首位チームの優勝が確定的になった時点で、全チームの全残り試合が消化試合となりファンにとっては観戦する価値が著しく低下した。

リーグ優勝は早ければ9月中旬頃に残り試合が10から15ある状態で正式に決まる。しかしそれより前の残り試合がもっと多い時点ですでに優勝が確定的になっている。

そうなると昔は残り試合がすべてやる意味のない消化試合となり、集客力も低下しグッズや飲食の売り上げも期待できなくなった。

だがCS導入後は首位確定後も三位まで日本シリーズに出場できる可能性があるので、ファンは最後まで順位争いから目が離せなくなる。その結果注目度と集客力が上がり収入も増えてチームとしては非常に助かる。

(3)日本シリーズ:2018年版

日本シリーズの目的は日本一のチームを決めることである。

日本シリーズは両リーグのクライマックスシリーズを勝ち抜いた1チームずつが7回戦制で戦うシリーズで先に4勝した方が日本一となる。

全12チームの唯一の目標が日本シリーズに出場して勝利することである。2018年は広島対ソフトバンクで予定通り10月27日(土)から開催されソフトバンクが勝利した。

CS導入後のプロ野球の問題点

リーグ戦を143試合もやって圧倒的首位に立っても、CSで負けると日本シリーズに出られないのがばかばかしい。

実際2017年のセリーグは広島がかなりの大差でリーグ戦を制したが3位DeNAにCSで負けてリーグ代表になれなかった。

今のルールだとシーズン終盤さえチーム状態が良ければリーグ戦3位でもCSと日本シリーズに勝利することも難しくはない。これではリーグ戦などやるだけ無駄だし特に前半の成績はまるで意味がない。

リーグ戦・日本シリーズの権威失墜

CSが導入され各チームはシーズン後半も収入面で有利になったが、その代わりにリーグ戦と日本シリーズの権威は確実に失墜した。

例えば2018年はリーグ戦二位のチーム(ソフトバンク)が日本シリーズに勝利してしまったが、これを日本一と呼ぶのは語弊がある。リーグ戦二位だったのだから決して日本一強いチームだったわけではない。

こうなるともう日本シリーズが何のために開催されるのかわからなくなってくる。

やはりCSは廃止して日本シリーズはリーグ優勝同士が戦い、すべてのプロ野球ファンが納得できる日本一のチームを決定すべきなのである。

CS廃止と収入増を同時に実現する方法も考えておいた

CSを廃止してなおかつ収入を増やせる方法を僕が考えておいたから、NPBにはぜひ採用してほしい。詳しくは下の記事参照。

さらにCSを廃止しても野球を長く楽しめる方法も考えたから、NPBにはぜひ検討してほしい。詳しくは下の記事参照。

感想その他

プロ野球は12チームが日本一という唯一の目標に向かって戦うという仕組みがわかりやすい(Jリーグのように複数のタイトルがない)。

だが試合のルールはサッカーに比べて難しいと思う。フライの場合は走ってはいけない、フォースアウト、スリーバント失敗アウト等、初心者には説明が必要なことが多くある。

個人的にプロ野球で一番問題だと思うのは試合時間が長いことだ。NPBの発表だと2018年の一試合平均時間は3時間18分。若干の増減はあるが基本的に昔から変わらず今後も変わらないだろう。2時間弱で終わるサッカーに比べると非常に長い。

でも野球はサッカーに比べて成績の数値化が豊富なので、好きな選手を作って投手なら勝利数、打者なら打率やホームラン数などに注目しながら応援すると楽しいだろう。

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