タバコはマナーを守って吸ってもダメな時代に入った

きっかけは千代田区の全面禁煙

近年タバコを吸える場所がどんどん減ってきている。2010年に千代田区が始めた、違反した場合には罰則もある区内路上全面禁煙が一大ムーブメントのきっかけだろう。ニュースでもかなり取り上げられた記憶がある。

条例施行当時は、過料2000円を払わせようとする取締りの係員と、路上でタバコを吸っているが金は払いたくない喫煙者が言い争いをするシーンがニュースで放送されていた。

喫煙者の言い訳はだいたい、そんなルール知らなかったというものだったがそれは関係ない。しかし違反者は2000円を払わずに立ち去るケースがほとんどだった。

千代田区以外にも禁煙条例・ルールを定めている市町村は多いが、だいたいが市区町村内の禁止区域での喫煙を禁じるというものだ。千代田区のように全面禁止はまだまだ珍しい。詳しくは»ウィキペディア参照

2017年4月18日追記:千代田区で過料の処分件数が増えているらしい。さらに払わないで逃げる人も多いとのこと。交通違反の反則金のように強制的に徴収できるようにしてほしい。

路上喫煙「逃げ得」横行 後日納付の7割滞納 千代田区(朝日新聞デジタル) - Ya...
全国初の罰則つき路上禁煙条例を施行して15年になる東京都千代田区で、処分件数がこ - Yahoo!ニュース(朝日新聞デジタル)
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喫煙所撤去の波

2016年の11月に渋谷ハチ公前の喫煙所が撤去された。しかし喫煙所撤去後に同じ場所でタバコを吸う人が後を絶たず、さらに吸い殻を植木や地面にポイ捨てしていた喫煙者が多かったとのこと。

»ハチ公前、路上喫煙が後絶たず 清掃員の面前でポイ捨て
(朝日新聞デジタル:2017年1月11日)

そもそもハチ公前のような人の多い場所に喫煙所がある方がおかしい。渋谷区は非喫煙者の受動喫煙被害が甚大だった為撤去したと言っているそうだが、もしそうなら渋谷区の繁華街は人が少ない所などほぼ無いのだから、他の喫煙所も撤去すべきである。どこで吸っても甚大な受動喫煙被害を引き起こす。

禁煙区域外でも渋谷なんてどこに行っても人が多いから、携帯灰皿を持っていたとしても受動喫煙を考えると、隠れて吸うことすら許されない。

昨年7月に多摩地区主要駅の立川駅でも駅周辺から喫煙所が撤去された。立川駅も結構大きな駅だし、僕自身もよく利用していた時期があるのでわかるが週末にもなると人はかなり多い。あんな人ごみの中で大勢がタバコを吸っていたら、渋谷と同じく甚大な受動喫煙被害をもたらす。喫煙所はもうキャンプファイヤー状態だろう。

»平成28年7月11日月曜日立川駅周辺の喫煙場所を廃止しました
(立川市役所:2017年7月11日)

喫煙所で吸っても確実に迷惑行為

タバコの一番迷惑なポイントがその煙であることは間違いない。吸い殻をポイ捨てするバカはもっとひどいが。

煙は空気中に広がり受動喫煙の被害を引き起こすし服ににおいがつく。目も痛くなる。喫煙所で吸っていたとしても煙は容赦なく拡散していく。携帯灰皿を使っても同じ。

繁華街などの人ごみの中で煙が広がっている時、喫煙所で吸っているのなら文句はないなどと非喫煙者は思わないだろう。だが喫煙者の方は喫煙所で吸っている限り文句を言われる筋合いはないと思っている。

不特定多数の人間に毒ガス攻撃しているのに、喫煙所で吸うならマナーを守っていることになるらしい。まぁそんな場所に喫煙所を作る行政も悪いが。

禁煙区域でなければ喫煙可能と考えている喫煙者も多い。そういうやつはたいてい吸い殻をポイ捨てする。

市民の力で喫煙所撤去を実現しよう

JTの資料によるとタバコを吸う人間はいまや2割程度だということだが、なぜ彼らに気を使って喫煙所を設けなければならないのだろう。できることなら市民投票などを実施してどんどん禁煙地区を拡大したい。市民の直接投票で決めれば数で圧倒できるはずだ。

市議会議員選挙レベルだと政策を考慮して投票している人も少ないだろうから、今後は選ぶ際にタバコを争点にしてほしい。重要なのは喫煙者の議員を選ばないことだろう。喫煙者の議員が喫煙所撤去に本腰を入れるとは思えないからだ。

議員や市長に言いたいがタバコを敵視しても支持率が下がることはないと思う。非喫煙者は多数派なのだから、むしろ支持率アップに貢献するのではないか。

喫煙者は家でだけ吸っていれば良い

人ごみでタバコを吸うことは、たとえそこが喫煙所であったとしても迷惑行為には変わりない。喫煙可の店で他の客にタバコを注意されてキレてる人の話をたまに見るが、多数派の非喫煙者が迷惑してるんだから素直にやめろと言いたくなる。どちらにしろ間もなく(少なくとも東京では)飲食店は全面禁煙になる。

今後はさらに飲食店と路上の禁煙、喫煙所の撤去が全国的に推進されるはず。これはもうマナーを守れば吸ってもいいという時代は終わったことを意味している。

タバコ

そもそも喫煙のマナーなどというものが非喫煙者にとっては悪質なジョークだし、そのマナーを守っていても迷惑なのだから仕方がない。くさいのはどうにもならないことに気づいてほしい。

今後喫煙者は家の中でだけ窓を閉め切って吸って外では我慢してほしい。人の迷惑を考えずにベランダで吸っているキチガイも処罰してほしい。家の中がくさくなるのが嫌なのだろうが、それで迷惑している人間が大勢いることを考えたことがあるのだろうか。

非喫煙者からすれば喫煙のマナー(笑)である。人のいるところで喫煙することがすでにマナー違反なのだ。誰にも喜ばれないタバコなど、思い切ってやめた方が身のためである。

例外を設ける中途半端な法律

【2017年3月2日追記】

»違反喫煙者に過料30万円 厚労省が規制強化案
(日本経済新聞:2017年3月1日)

はい、でました。

小規模なバーやスナックは例外

上の記事によると、ホテルの客室や老人福祉施設の個室なども喫煙は可能だとのこと。ホテルなんて全部禁煙にしろよ。部屋がくさくなるんだよ。

これって国民の健康を促進させるための法律じゃないの?バーやスナックには未成年の立ち入りがないだろうから例外にするの?未成年だけのための法律?小規模バーが居酒屋みたいなメニュー出したらどうなるの?居酒屋からしたら不公平じゃないの?

記事には喫煙室の設置を認めると書いてある。これは居酒屋の入り口前に灰皿を置くだけになるパターン。だって喫煙室用にわざわざスペースなんか取れないでしょ。そうするとドアが開くたびに副流煙が店の中に入ってくるな。通行人にも煙で迷惑かける。

店の前に灰皿置くだけっていうのは絶対に阻止してほしい。ちゃんと密閉された空間で喫煙者が副流煙まで自ら吸い込むような完全密閉型の喫煙室を作らなければダメなようにしてほしい。

自民党議員の反発

ハフィントンポストの2017年3月14日の記事によると、自民党のたばこ議員連盟が猛反対して、どこでも吸えるような対案を出しているようだ。

彼らの対案は結局学校や病院でも喫煙所の設置を認め、飲食店には喫煙可の表示義務のみを課すという内容。今までとほぼ変わらないと言える。

喫煙所といっても煙が外に漏れない完全密閉型の喫煙所などできるはずないし、外に喫煙所作ったら通行人に迷惑だし、結局喫煙所などなんの解決にもならない。もう公共の場での喫煙は完全禁止にするしかないだろう。喫煙者には家で窓を閉め切って吸ってもらうしかない。

喫煙者はいまや国民の2割のみなのに、国会議員も飲食店もなぜそこまで喫煙者を守りたいのだろう。今後、外食が増える傾向にあると言われているのだから、むしろ人数の多い非喫煙者にターゲットを絞った方が集客できると思うけど。

居酒屋も「原則禁煙」の例外に?

居酒屋も「原則禁煙」の例外に? 規制縮小の可能性に賛否両論 - ライブドアニュース
「飲食店の原則禁煙」の例外拡大が検討されていると分かり、物議を醸している。「飲食店は原則禁煙」の例外が増える?毎日新聞など複数のメディアが、厚労省が「飲食店の原則禁煙」の例外拡大を検討しはじめたと報じ

これまで小規模バーやスナックだけとされていた禁煙例外枠を小規模居酒屋にまで拡大しようとしているらしい。

非喫煙者が8割なのになんで喫煙者ファーストの店作りをしようとするわけ?タバコ吸いながら酒飲める店がなくなると議員のおっさんどもが困るからだろ?家で吸えよ。

飲食店の客が減るとかいうけど全部禁煙なら競争は平等なんだから問題ないでしょ。タバコ吸わない人は外食一切しないとでも言うのか。

もう例外だらけで意味のある法律が成立するとは思えない。

5月8日追記:原則禁煙じゃなくなってきた

飲食店での喫煙を原則禁止とした厚労省案がほぼ無力化されるようだ。

受動喫煙対策、自民「妥協案」で合意 厚労省案骨抜き(朝日新聞デジタル) - Yaho...
自民党は8日、受動喫煙対策を強化する法案をめぐり、屋内禁煙を原則としつつ、小規模 - Yahoo!ニュース(朝日新聞デジタル)

自民党案では小規模飲食店は喫煙や分煙との表示をすれば喫煙を認める方針とのこと。

小さな飲食店で分煙なんて喫煙席を密封することもなく席を分けるだけでしょ?禁煙席にまで煙が遠慮なく流れて喫煙席と変わらない状態になるのが目に浮かぶ。

法律を作っているのが喫煙者だから自分達の喫煙場所を確保できなくなると困るから本腰入れて禁煙にはしないのだろう。

飲食店禁煙の話はもうおしまい!ってな感じです。

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