パリの中心、ルーヴル美術館とシテ島|ヨーロッパひとり旅 その6

ガラスピラミッド前@ルーヴル美術館

 今日も空は雲で覆われている。フランスへ着てからまだ一度も青空を見ていない。冬のヨーロッパは曇りが多いときくからこれが標準的な天気なのだろう。ホテルから近いマルゼルブ駅でM3に乗り、オペラでピンクのM7に乗り換える。地下鉄にはすぐに慣れた。

 地下鉄パレロワイヤル駅で降りてルーブル美術館入口へ歩く。道を渡りアーチをくぐると有名なガラスのピラミッドが見える。ルーヴル美術館の建物は12世紀に建てられたルーヴル城が原型であるとのこと。歴史的な建物の前に、どちらかというと未来的なガラスの建築物を建てた際には、賛成派と反対派の間に様々な議論があったことだろう。

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ガラスのピラミッドから入場

 それほど長くはなかったが、開館前に到着した時にはすでに行列ができていた。並んでる途中に、ここがチケットの列なのかどうか何度かきかれたが、正直言うと自信はなかった。とりあえずイエスと答える。それにしてもなぜこんな日本人に聞いてくるのだろう。フランス語を喋ってる人に聞いた方が確実だろうに。

入場者の列@ルーヴル美術館

 ピラミッドの入口は二つにわかれており、ミュージアムパスを持っている人用と当日券用だった。僕は当日券用の入口から階段を降りて地下のホールに出た。ミュージアムパスを持っていても同じ場所に出るとしか思えなかった。ここにチケット販売のブースがいくつも並んでいるので、すいている場所で入場券を買う。地下のホールまでは体が不自由な方やお年寄り用のお洒落なエレベータもある。

エレベーター@ルーヴル美術館

 特別展示への入場を含むチケットもあったが僕は普通の入場券を購入した(特別展示がどこだったのか最後までわからなかった)。インフォメーションカウンターに置いてあった無料のフロア案内日本語版と英語版をもらい入館。見学ルートがひとつに決まっているわけではないので好きな入口から入館する。僕はとりあえずモナリザを見にでかけた。

 しばらくすすむとモナリザが現れる。他の絵とは違い防御ガラスで守られており目の前まで近づけない。朝一であったためまだ人も少なめだったが、それでも写真を撮る人が多く正面を確保するのに苦労する。昼頃もう一度訪れた時は数倍の人だかりになっていた。

モナリザ前の人だかり@ルーヴル美術館
広い廊下@ルーヴル美術館
ミロのヴィーナス前の人だかり@ルーヴル美術館

 ルーヴルはとにかく広くミロのヴィーナスなど有名な作品も含め、とにかくたくさんの展示があるのでしっかり見るには一日でもたりないぐらいだろう。僕も楽しい時間を過ごしたが、3時間ほど滞在して博物館を後にする。ルーヴルだけで一日分疲れた気がした。

シテ島のノートルダム寺院

 ルーヴル美術館を出ると青空が見えてきた。フランス入国4日目にして初めての青空である。嬉しさでにやけながらすぐ近くのシテ島へ行く。セーヌ川に浮かぶ島である。人が住むような島が川にあるというのは日本人には想像しにくいが、シテ島はパリ発祥の地とも言われ紀元前から人が住んでいたとのこと。

ノートルダム寺院@パリ

 シテ島はノートルダム大聖堂で有名な場所である。歩行者も観光客が圧倒的に多い。通りにはカフェなどもありスタンドでサンドウィッチも売っている。ひとつだいたい4~5ユーロである。ヨーロッパは観光客価格でなくとも物価が高いというのは旅の終わりまで感じていた。

 ノートルダム大聖堂は巨大で迫力があり、僕の安物のデジカメでは全体を写真におさめるのがむずかしい。中には入らなかったが入場口には長蛇の列ができていた。有名な観光地では結局どこを見るのも朝一番でないと混雑というのは避けられない運命なのである。

シテ島の橋@パリ

署名詐欺

 ノートルダム大聖堂のまわりに署名のお願いをして歩いている人がいた(他の場所でも見た)。怪しげなので僕は英語が喋れないとほぼ無視していたが、あとで調べたところやはり詐欺の一種らしい。署名をさせて金額も書かせて払わせるとか、話しているすきに仲間がサイフをするなどの手口。ここで金を払うつもりはないが、この人達がこういうことをしなくて済むような取り組みをしている組織がもしあるなら少しは寄付してもいいと思う。

コンコルド広場へ向かう

 シテ島を出てコンコルド広場へ向かう。ルイ16世とマリーアントワネットが処刑された場所として有名な場所である。コンコルド広場はモンサンミッシェルへ行く途中にバスの車窓から見た時は立派な彫刻もあり一度は見にこようと思っていた。しかし改めて来てみての率直な感想は、広場というより道に囲まれたスペース、大きな歩道である。

コンコルド広場@パリ

 立派な噴水や、エジプトから持ってきたという尖塔があったが、周りには車がせわしく走り人も少なくじっくり見る場所ではない。バスやタクシーの車窓から見れば充分かもしれない。もしパリの人と一緒に歩いていたら広場を通過してから「今のがコンコルド広場だよ」と言われてしまいそうな場所である。そして僕も「そうなんだ」と答えて戻ろうともしないかもしれない。そんなコンコルド広場だが広場として利用される際は道路は封鎖され、人々を熱狂の渦へと引き込むのであろう。

 せっかくの晴れ間だったが、連日歩いた疲労のため気力と体力が相当少なくなっていたので、この日は初日に夜だけ見ていた凱旋門をもう一度見て、ホテルに戻った。

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