地下鉄でホテルへ、そして夜の凱旋門|ヨーロッパひとり旅 その3

パリ地下鉄マルゼルブ駅
 バスを降りてオペラ駅から地下鉄に乗る。僕はM3に乗り、予約したホテルの最寄駅であるマルゼルブに向かう。オペラは地下鉄3路線が乗り入れるターミナル駅である。

地下鉄の切符を購入

 地下鉄の入口を下りると、そこもたくさんの人であふれかえっていた。初めてのパリ旅行で興奮さめやらない人々、観光客を尻目に毎日そこを歩くパリの人々。白人、黒人、東洋人、様々な人々が一同に集っている。

パリ地下鉄切符

 地下鉄の切符を求める長い行列に僕も並ぶ。パリの地下鉄は市内であれば料金は均一、そして「カルネ」という10枚セットが割安なのでそれを買うつもりでタッチパネルの操作を始めたが、カルネが見当たらなかったので1枚だけ買うことにした。挫折。券売機の機種によって操作画面が異なるようだ。

 さらに追い討ちをかけるように、僕の目の前の券売機はユーロ札を拒否。しかたないので後ろの人に聞いたら「ここを押して」と親切に教えてくれた。バリデートという購入内容確認ボタンを押す必要があった。すると券売機は札を受け入れ、僕は無事切符の購入に成功。ただしお札が使えない券売機も多い。

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ホテルは当たり|立地も対応も部屋も良い

 パリのホテルは立地と雰囲気でホテルモンソーエトワールに決定。一泊平均約6500円と今回の旅行の中では最高値だが、パリは4泊と長いので快適に過ごしたかった。ホテルの良し悪しは実際に見るまで判断できないものだが、ここはネットで見る限りはアンティークな雰囲気が良く、こぢんまりした落ち着けそうなホテルだった。

 実際に見てからも気に入った。フロントスタッフは親切で部屋はとても清潔。僕の部屋はシャワーのみでバスタブはなかったがこれは予約時に確認済み。小さいホテルなので廊下スペースはほとんどなく階段が狭かったが、小型のエレベータがあるので荷物運びにも苦労はない。フロントから家具からすべて良い感じのレトロ感をかもし出していた。無機的な日本のビジネスホテルとは違う暖かい雰囲気のホテルとの印象。僕は結局使わなかったが、チェックイン時にパリの地図もくれた。

 最寄駅の地下鉄Malesherbes駅(マルゼルブ)からは徒歩5分以内。ホテルがあるモンソー地区は高級住宅街で治安はかなり良い。この時期のパリは朝8時すぎても真っ暗で夕方は4時には日が沈むが、暗い中を何度歩いても不安はまったくなかった。大通りからひとつ入った場所なので騒音もなく夜は静かに眠ることができた。マルゼルブ駅からオペラ駅までは10分程度、1度乗り換えれば主な見所はほぼ回れる最高の立地。ホテルモンソーエトワールの空き状況を確認する

ホテルモンソーエトワール周辺

 近所にはレストランやカフェも多く、Franprixというスーパーと中華のテイクアウトもあった。食事にもみやげにも困ることはない。フランスはチーズが安くておいしいので、みやげものにもおすすめである。

夜の凱旋門から始まるパリ観光

 ホテルへカートを置いた僕はようやく身軽な格好でパリ観光を開始した。凱旋門へは少し距離があるが20分ほどで歩けそう。憧れのヨーロッパを見にでかけよう。憧れのフランス人はブリジット・バルドー。

 この街では、道行く人達は貧乏人から金持ちまで、老若男女を問わずすべてフランス語を喋っていた。フランス人形のような子供もかわいくフランス語を喋っている。これまでフランス語に接した経験はほとんどない。息が抜ける発音が美しい。

シャンゼリゼ大通@フランスパリ

 通りには歩道にはみ出したカフェが多く、寒さにもかかわらず外の席で食事を取っている人が多い。寒がりの僕には理解できないが皆楽しそう。地元の人達は寒い中外で食事をする前提の防寒対策をしているのかもしれない。パリのこだわりなのだろう。そしてやや疲れてきたところでようやく凱旋門に到着。

道の真ん中にモノリスのごとくそびえ建つ凱旋門

 凱旋門は道路の真ん中にそびえ立つモノリスのごとく単体で存在し、周りには西洋人得意の広場もない。周辺は落ち着ける憩いの場という雰囲気ではなく、車と人の喧騒に辟易とする凱旋門のため息が聞こえてきそうだった。

凱旋門@パリ

 太陽は完全に沈んでいたが、多くの観光客がライティングされた凱旋門の写真撮影にいそしんでいた。人も車も多く、思うように写真を撮るのは難しい。マニュアル設定がほとんどできない僕の安物のデジカメでは、夜の撮影は概して悲劇的な結果に終わる。iPhoneでも同じだろう。脇をしめタイマーを2秒にセットして念のため呼吸も止め、揺れにくい姿勢を取りピントが合うことを祈る。

芸術作品として「門」を建てる芸術の都パリ

 建物がないのに「門」だけがあるというのは、なかなか奇妙な光景である。昔は建物があって門だけが残ったというわけでもなく、さる戦いの勝利を記念しナポレオンの命により門だけが建造されたとのこと。

 なぜ門だったのか。小さな銅像では勝利を充分に誇示できないから、かもしれない。街中にある無数の芸術作品の巨大化版ということであろう。やはりここは芸術の都パリ。

 夜の凱旋門を堪能してから、路地をあちこち歩きながらホテルへ戻る。スマホに予めキャッシュした地図を見ながら歩くと現在位置も把握でき、迷うことなく効率よく歩くことができる。もはやこれなしでは海外を歩くことなど考えられないと思いつつ、昔シンガポールで迷いすぎてホテルに帰れなくなったことを思い出していた。苦笑。

今回利用したホテル予約サイト


エクスペディアもHOTELS.comも海外のホテルを多数掲載していて便利。
無料Wi-Fiやバストイレ付きなど条件の確認もできる。

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