エティハドでパリへ飛び立つ|ヨーロッパひとり旅 その1

飛行機から見る夕日
 11月後半にヨーロッパひとり旅へ出かけた。パリ、ブリュッセル、バルセロナを2週間で回る。仕事やプライベートでこれまで訪問したことがあるアジアやアメリカとは一味違う、古い歴史の雰囲気を味わう旅である。

 出発日までに地下鉄やバス、観光名所を巡る順序などについて時間の許す限り調べたが、2週間前に急遽決めた旅行のため満足な下調べができなかった点は少々残念であった。しかしそれでもなお、自分史上初のヨーロッパ旅行に胸が高鳴る。

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ヨーロッパはどれぐらい北国なのか

 パリ、ブリュッセルが北方に位置していることは漠然と把握しているが、北海道やロシアのような一面を雪に覆われた北国との印象は薄い。バルセロナといえば、むしろ南国のイメージすらある。しかし実際の緯度はそのバルセロナで函館と同じ、パリやブリュッセルは樺太の中央と同じである。日本の感覚で言えば完全に北国。

 ただし気候の違いでパリでは札幌よりも年間の平均気温が5度程度高いようだ。僕は寒いのが苦手なのでできるだけ高めの気温で旅行を楽しめることを期待する。しかし僕はダウンジャケットを着てマフラーを巻いて家を出た。これなら札幌を歩いても問題ないはず。飛行機は夜9時20分発だが、はやる気持ちを抑えられず3時間以上前に成田空港に到着した。

初めて利用するエティハド航空|パリまで往復7万円弱

 ヨーロッパまでの往復にはUAEの航空会社エティハド航空を利用しチケットは格安航空券のスカイゲートで購入。アブダビで乗り換えてパリへ飛ぶ航路。正直言うと、これまで名前すら聞いたことがなかった謎の航空会社である。しかし料金や乗換え時間を調べるとかなりの好条件で、エティハド航空以外に選択肢がなかったと言っても過言ではない。

ウィキペディアによると、エティハド航空は2003年にアラブ首長国連邦第二代大統領の肝いりで設立されたアブダビを拠点とする国営企業で、オイルマネーの力で意欲的に新規機体の購入や航路拡大をしているとのこと。

 円高にも助けられ、パリドゴール空港までの往復料金は燃油込みで7万円弱。大昔であれば数ヶ月かけてシベリア鉄道でツンドラを抜けるルートですら数十万かかっただろう(実際に、かなり昔にそのルートでロシアを横断したことがあるという方に機内でお会いした!)

本当にあったエティハド

 そのエティハド航空だが(誠に失礼ながら)本当にあるのかどうか実際にチェックインカウンターを見るまで不安もあった。もちろんチケット購入前にもエティハドについて調べたが、むしろオイルマネーを武器に堅実な営業をしているようだ。実在しないはずがない。

エティハド航空

 成田空港出発ロビーを歩くと壁際の列に同航空のカウンターを発見。ついにその存在を確認した。彼らは僕のような筋違いな心配をするエティハド初心者から、エティハド航空しか乗らないエティハド専門家まで、あまねくすべての乗客に対して快適な空の旅を提供してくれるのである。

美しい夜景を見ながら日本を発つ

 成田空港の滑走路を340度の方角へ飛び立った飛行機の窓からは東京の夜景が見えた。ディズニーランド、スカイツリー、東京タワー、新宿や池袋。目が痛くなるほどの、美しいまばゆい光は日本の富を象徴しているようだった。

ホテルもすべて事前に手配

 僕はいつもひとり旅なのでツアーは利用せず、交通もホテルもすべて個人手配をしている。現地入りしてから宿を探していたバックパッカー時代が懐かしいが、今はネットで事前に予約をした方が料金も安い。しかしそれでも今回のホテルは4000~7000円。特にパリは条件の良い安宿を探すのが難しかった。

 ホテルはネットでいったん探し始めてからは、条件の良い部屋があればすぐに予約を入れるべきだろう。条件の良いホテルは数時間後に再アクセスすると、すでに満室になることも日常茶飯事。誰しも安くて良質なホテルには目がないのである。

 ネットでのホテル予約は、本当に予約が入っているかどうか不安になることもある。今回の僕の旅行では問題なかったが、他の方の経験談を読むと実際に予約ミスもあるようなので、心配な場合は確認のメールを入れよう。現地へ着いたら予約が入っておらず満室ですと言われ、北国の寒空の下で放り出されるのはごめんだ。なんといってもパリもブリュッセルも北海道よりも北なのだから。

中心地区に近いホテル、さらに治安の良い場所

 ホテルを決める際、僕は中心地区へ近いことを重要視している。理由は、交通網の把握がいい加減でもどうにか効率よく観光地を回れること、そしてどうしても疲れた時にすぐホテルに帰れることである。

 今回の旅では3ヶ所目のバルセロナの後に、飛行機に乗るためもう一度パリへ戻ることになっていた。その時の一泊だけ駅が近いという理由だけで、モンマルトル地区に泊まったが、この辺はかなり治安が悪く失敗した。有名な観光地なので安全と思い込み下調べを怠った結果である。

 ツアーに参加すると危険なホテルに泊まることはないだろうし、自分で手配する手間もはぶける点が良い。ただし安いツアーの場合は観光地からかなり離れた場所のホテルになる場合もある。自由時間に活発に動きたい人には不利である。ツアーに飽きた方には、完全に自由な個人旅行もおすすめしたい。

パリ行き航空券の空き座席を確認する


複数の航空会社から指定の日時に合った価格の安い航空券を表示する。
時間帯も複数選べるので航空券手配も楽だった。

今回利用したホテル予約サイト


エクスペディアもHOTELS.comも海外のホテルを多数掲載していて便利。
無料Wi-Fiやバストイレ付きなど条件の確認もできる。

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